3月のクイズの問題と答え
1.「福岡有明のり」についての問題です。
「福岡有明のり」の主な生産期は11月から3月までで、主に2期作で生産が行われています。11月頃と1月頃にとれる新芽を一番摘みといい、香り豊かで口溶けも良く、舌の上に広がる旨みと甘さがあり、海苔本来の味わいと香りが濃いのが特徴です。
「一番摘みの海苔」は全体の生産量の約10%と少なく貴重で美味しい海苔のため、大切な人への贈りものとして利用されることが多いです。
それでは問題です。一番摘みの海苔の中でさらに厳選された「神の手仕事」は、「福岡有明のり」の収穫量全体の何%でしょうか。
(1)1%
(2)0.01%
(3)0.001%
答え:(3)
解説:毎年、種網より一番最初に摘まれた新芽のみが「一番摘み」と呼ばれ、その収穫量は全体量のわずか10%程度です。その一番摘みの中でも厳選に厳選を重ね、わずか0.001%程度の貴重な最高峰の海苔が「神の手仕事」となります。
十分に栄養を蓄えた一番摘みは、口溶け、歯切れが良く、旨みが舌の上に広がり、とても美味しく貴重な味わいです。
2.「牛乳」についての問題です。
福岡の牛乳は、良質な牧草や飼料を乳牛に与えることによって作られる、栄養豊富でおいしい牛乳です。
牧場から搾られたその日のうちに県内の牛乳工場へ運ばれ、新鮮さをそのままに製品となって皆さんのもとへ届けられています。
牛乳でつくられているものといえば、チーズやバターなどの食品が思い浮かびますが、実は、一部のピアノの鍵盤は牛乳を原料に作られているのです。
それでは問題です。一部のピアノ鍵盤は牛乳の成分を原料とし、作られていますが次の内容で間違っているものはどれでしょうか。
(1) 牛乳のたんぱく成分「カゼイン」を原料とする「カゼインプラスチック」で作られている
(2) 象牙のような質感で機械加工がしにくい
(3) 元は牛乳なので土に返すことができる
答え:(2)
解説:一部のピアノ鍵盤は、牛乳のたんぱく成分「カゼイン」を原料とする「カゼインプラスチック」という物質で作られています。
象牙のような質感で、機械加工がしやすいという利点を持つカゼインプラスチックは、元は牛乳なので、土に返すことができるエコな素材としても注目されているそうです。